治療を休み、漢方服用で自然妊娠へ

36才 秋田県

治療経歴:タイミング療法、人工授精、体外受精

漢方服用8ヶ月で妊娠

妊娠時の治療内容:漢方のみ

■患者様について
不妊歴3年。第二子希望。
1回目の体外受精は、新鮮胚移植したが結果は陰性。2回目の体外受精は胚盤胞を移植して陽性だったが、
その後流産。その後も採卵したが、胚盤胞に至らず凍結できずといった結果に。
第一子の出産の回復が遅く、産後うつも経験。低AMHの不安もあり、漢方で体質改善し妊娠力を高めたいとのご相談です。

○不妊治療歴 :3年
○治療内容 :タイミング療法12ヶ月、人工授精1回、体外受精2回
○婦人科系の症状:生理不順、流産、経血に塊が混じる、月経前に乳房が張って痛い
○男性の状況 :医学的問題なし
○体調(女性):冷え(手足、お腹)、疲れやすい、風邪をひきやすい、めまい、落ち込みやすい
○体調(男性):疲れやすい、ストレスが多い、下痢、軟便

■漢方治療について
「腎精」を補うことにより卵子の発育を支え、着床・妊娠を維持し、不妊の最大の要因と考えられる「瘀血」を改善、着床しやすい子宮環境をめざします。本来の妊娠力を発揮できるよう、体力を補いながら気血の巡りを良くし、ストレスケアも目標とします。

○服用したもの (女性):桃福宝 赤珠・黒珠・碧珠、その他漢方1種

■漢方服用後の経過

<服用1ヶ月目>
大きな変化は見られないが、疲れにくくなったように感じる。生理は経血量がまだ不安定とのこと。

<服用2ヶ月目>
頭痛が続いているため、赤珠の服用量を増やしました。

<服用3ヶ月目>
経血量が安定し周期も整い始め、全体的に好調。

<服用4ヶ月目>
生理周期が安定してきたが、基礎体温が整うにはもう一歩。高温期持続を目的とし、黒珠と漢方1種の服用量を増やしました。

<服用6ヶ月目>
不調なし。

<服用8ヶ月目>
妊娠のご報告。

○妊娠までの漢方服用期間:8ヶ月
○妊娠時にしていた治療内容:漢方のみ
○その他(備考・特記事項など):漢方が自分に合っていると実感し、思い切って治療を休み漢方服用にしっかりと取り組まれました。食生活や生活習慣の見直しや改善にも積極的に取り組まれたことで、妊娠という嬉しい結果へつながったのだと思います。その後も漢方継続され順調とのことです。