月: 2022年10月

子宮環境が整い、初めての着床で妊娠

37才 大阪府   

治療経歴:タイミング療法、人工授精、体外受精

漢方服用 3ヶ月で妊娠

妊娠時の治療内容:漢方と体外受精

■患者様について
不妊歴1年。第一子希望。
クリニックの検査では、ご夫婦共に異常はないもののタイミング療法では結果が出ず。
転院を繰り返し、人工授精と体外受精を何度か試みるも陰性。原因もわからず陰性が続くことが5年続いていたとのこと。凍結胚移植に向けてのご相談です。

○不妊治療歴 : 5年
○治療内容 :タイミング療法、人工授精、体外受精、顕微授精
○婦人科系の症状: 以前より経血が減った
○男性の状況 : 医学的問題なし
○体調(女性): 冷え性、イライラしやすい、ストレスが多い

■漢方治療について
移植に向けて、着床しやすい子宮環境に必要な内膜の厚さを補っていくこと、流れを良くし栄養を補うことを目的とします。ストレスケアによる自律神経の安定も同時に目指していきます。

○服用したもの (女性):桃福宝 赤珠・黒珠、その他漢方1種

■漢方服用後の経過

<服用1ヶ月目>
経血の色が赤く鮮やかになり、生理痛がなくなりました。周期も整ってきたようです。

<服用3ヶ月目>
移植後、妊娠したとのご報告。

<服用4ヶ月目>
心拍確認。引き続き安胎薬として、漢方を継続。

○妊娠までの漢方服用期間:3ヶ月
○妊娠時にしていた治療内容: 漢方と体外受精
○その他(備考・特記事項など):
今まで一度も着床できなかった状況から、妊娠という嬉しい結果になったことを大変嬉しく思います。
焦らずしっかりと取り組んだことで、体調が整い自分自身の余力ができ、着床に向けてのアプローチがより効果を発揮し、早い結果につながったのだと思います。

治療による心身のダメージ回復と体づくりを優先し、一度の移植で妊娠

34才 東京都 

治療経歴:タイミング療法、人工授精、体外受精、顕微授精

漢方服用6ヶ月で妊娠

妊娠時の治療内容:漢方と体外受精

■患者様について
不妊歴2年。第一子希望。冷えや生理痛がひどく、精神的にも疲れ果てているとのこと。
凍結されている胚盤胞の移植に向けて、お体づくりをされたいとのご相談です。

○不妊治療歴 : 2年
○治療内容 :タイミング療法12ヶ月、人工授精5回、体外受精1回、顕微授精1回
○婦人科系の症状: 子宮筋腫、経血に塊あり、経血が黒ずんでいる、生理痛、おりものが少ない
○男性の状況 : 精子の数が少ない、精子の運動率が悪い
○体調(女性): 冷え(足・お腹・お尻)、疲れやすい、花粉症、肩こり、腰痛、下痢しやすい、
イライラしやすい、落ち込みやすい、ストレスが多い

■漢方治療について
移植に向けて瘀血の改善にしっかり取り組み、子宮環境を整えることを目的とします。
日常の健康面もしっかりケアしていくことも大切です。

○服用したもの (女性):桃福宝 赤珠・碧珠、その他の漢方1種類

■漢方服用後の経過
<服用1ヶ月目>
漢方はこのまま続けて行きたいが、治療は続けるか休むか、まだ迷い中とのこと。

<服用3ヶ月目>
経血の塊が減り、レバー状から細かい状態に。経血の色も明るくなってきました。

<服用5ヶ月目>
移植されました。

<服用6ヶ月目>
移植後、陽性判定。

○妊娠までの漢方服用期間:6ヶ月
○妊娠時にしていた治療内容: 漢方と体外受精
○その他(備考・特記事項など):治療を休むことに迷いはあったようですが、思い切って治療を休み、ご自身の体調を優先したことで良い結果につながったのだと思います。
お二人目に向けて産後も漢方服用中とのことです。

卵管閉塞などの瘀血体質へ積極的なアプローチ、漢方との併用で治療効果の向上に

38才 大阪府 

治療経歴:タイミング療法、人工授精

漢方服用9ヶ月で妊娠

妊娠時の治療内容:漢方と体外受精

■患者様について
第一子希望。卵管狭窄(左右)、卵管閉塞(左)という状況でタイミング療法・人工授精をしていたが、通院を休んで漢方で自然妊娠をしたいとのご相談です。

○不妊治療歴 :1年
○治療内容 :タイミング療法6ヶ月、人工授精3回
○婦人科系の症状:卵管狭窄(左右)、卵管閉塞(左)、子宮ポリープ(切除済み)、経血に塊が混じる、経血が黒ずんでいる、おりものが少ない
○男性の状況 :医学的問題なし
○体調(女性):冷え(手・足)、むくみ(顔・足)、よく汗が出る、寝汗、のぼせ、時々胃が痛む、肩こり、頭痛、花粉症

■漢方治療について
体質的にかなりの瘀血が見受けられますので、瘀血を改善し着床しやすい子宮環境を目的

○服用したもの(女性):桃福宝 赤珠・黒珠・碧珠、その他の漢方1種類
○服用したもの(男性):桃福宝 黒珠、漢方薬調合1種類

■漢方服用後の経過

<服用2ヶ月目>
足の冷えはまだ少し感じていますが、肩こりはかなり解消されました。経血の塊も減りました。

<服用3ヶ月目>
卵管造影の結果、今までわずかに通っていた右も閉塞していたので、次の周期に採卵をする予定となりました。

<服用4ヶ月目>
順調に採卵でき、凍結。

<服用6ヶ月目>
移植後、陽性判定でしたが化学流産。

<服用8ヶ月目>
ホルモン値問題なし、移植予定。内膜を厚くし着床しやすい子宮環境を目指すため漢方を1種追加しました。

<服用9ヶ月目>
移植後、陽性判定。

<服用10ヶ月目>
一時的に体調崩しましたが、調合の漢方にて回復しその後は順調です。

○妊娠までの漢方服用期間:9ヶ月
○妊娠時にしていた治療内容: 漢方と体外受精
○その他(備考・特記事項など): 検査の結果左右の卵管閉塞という状況での体外受精になりましたが、漢方で早めの対策をされていたこと、しっかりと取り組むことで、治療成果の向上となり良い結果につながったのだと思います。