卵管閉塞などの瘀血体質へ積極的なアプローチ、漢方との併用で治療効果の向上に

38才 大阪府 

治療経歴:タイミング療法、人工授精

漢方服用9ヶ月で妊娠

妊娠時の治療内容:漢方と体外受精

■患者様について
第一子希望。卵管狭窄(左右)、卵管閉塞(左)という状況でタイミング療法・人工授精をしていたが、通院を休んで漢方で自然妊娠をしたいとのご相談です。

○不妊治療歴 :1年
○治療内容 :タイミング療法6ヶ月、人工授精3回
○婦人科系の症状:卵管狭窄(左右)、卵管閉塞(左)、子宮ポリープ(切除済み)、経血に塊が混じる、経血が黒ずんでいる、おりものが少ない
○男性の状況 :医学的問題なし
○体調(女性):冷え(手・足)、むくみ(顔・足)、よく汗が出る、寝汗、のぼせ、時々胃が痛む、肩こり、頭痛、花粉症

■漢方治療について
体質的にかなりの瘀血が見受けられますので、瘀血を改善し着床しやすい子宮環境を目的

○服用したもの(女性):桃福宝 赤珠・黒珠・碧珠、その他の漢方1種類
○服用したもの(男性):桃福宝 黒珠、漢方薬調合1種類

■漢方服用後の経過

<服用2ヶ月目>
足の冷えはまだ少し感じていますが、肩こりはかなり解消されました。経血の塊も減りました。

<服用3ヶ月目>
卵管造影の結果、今までわずかに通っていた右も閉塞していたので、次の周期に採卵をする予定となりました。

<服用4ヶ月目>
順調に採卵でき、凍結。

<服用6ヶ月目>
移植後、陽性判定でしたが化学流産。

<服用8ヶ月目>
ホルモン値問題なし、移植予定。内膜を厚くし着床しやすい子宮環境を目指すため漢方を1種追加しました。

<服用9ヶ月目>
移植後、陽性判定。

<服用10ヶ月目>
一時的に体調崩しましたが、調合の漢方にて回復しその後は順調です。

○妊娠までの漢方服用期間:9ヶ月
○妊娠時にしていた治療内容: 漢方と体外受精
○その他(備考・特記事項など): 検査の結果左右の卵管閉塞という状況での体外受精になりましたが、漢方で早めの対策をされていたこと、しっかりと取り組むことで、治療成果の向上となり良い結果につながったのだと思います。