治療による心身のダメージ回復と体づくりを優先し、一度の移植で妊娠

34才 東京都 

治療経歴:タイミング療法、人工授精、体外受精、顕微授精

漢方服用6ヶ月で妊娠

妊娠時の治療内容:漢方と体外受精

■患者様について
不妊歴2年。第一子希望。冷えや生理痛がひどく、精神的にも疲れ果てているとのこと。
凍結されている胚盤胞の移植に向けて、お体づくりをされたいとのご相談です。

○不妊治療歴 : 2年
○治療内容 :タイミング療法12ヶ月、人工授精5回、体外受精1回、顕微授精1回
○婦人科系の症状: 子宮筋腫、経血に塊あり、経血が黒ずんでいる、生理痛、おりものが少ない
○男性の状況 : 精子の数が少ない、精子の運動率が悪い
○体調(女性): 冷え(足・お腹・お尻)、疲れやすい、花粉症、肩こり、腰痛、下痢しやすい、
イライラしやすい、落ち込みやすい、ストレスが多い

■漢方治療について
移植に向けて瘀血の改善にしっかり取り組み、子宮環境を整えることを目的とします。
日常の健康面もしっかりケアしていくことも大切です。

○服用したもの (女性):桃福宝 赤珠・碧珠、その他の漢方1種類

■漢方服用後の経過
<服用1ヶ月目>
漢方はこのまま続けて行きたいが、治療は続けるか休むか、まだ迷い中とのこと。

<服用3ヶ月目>
経血の塊が減り、レバー状から細かい状態に。経血の色も明るくなってきました。

<服用5ヶ月目>
移植されました。

<服用6ヶ月目>
移植後、陽性判定。

○妊娠までの漢方服用期間:6ヶ月
○妊娠時にしていた治療内容: 漢方と体外受精
○その他(備考・特記事項など):治療を休むことに迷いはあったようですが、思い切って治療を休み、ご自身の体調を優先したことで良い結果につながったのだと思います。
お二人目に向けて産後も漢方服用中とのことです。