AMH0.03 採卵14回 合言葉は「可能性はゼロではない!」
Yさんは、40歳で妊娠、無事ご出産を迎えられた赤ちゃんは4か月になられます。
2年前に初めてご相談いただいた日から、毎回ご主人さまと一緒にお越しくださいました。
最初におっしゃったのは「私にはもう卵がないんです・・」ということ。
たしかに、当初はすでに生理も不順で採卵もうまくいかない状況でした。
さらに、体調も決して良好とはいえず、相当無理を重ねてこられたことがうかがえます。
26歳の時に卵巣嚢腫の手術を受けてから、仕事に支障がないようにと、10年間ピルを服用されていました。
子どもを望むようになってピルをやめたものの、妊娠も生理も思っていたのとは様子が違ってしまいました。
「子宮内膜症」「子宮筋腫」「子宮腺筋症」を抱えながらの体外受精へのチャレンジが続きました。
「AMHは0.03だが、ゼロではない」ということを、合言葉のように繰り返されます。
採卵も毎回過酷でした。
ホルモン剤を使えば、副作用で卵巣が腫れたり、歩けないほど足腰の痛みやむくみ、だるさがあり、
また、子宮筋腫も刺激して悪化しました。
そこまでしたのに、空胞だったこともありました。
進められた検査も治療もすべてに前向きでした。
ご主人のサポートも絶大で、不妊治療に専念できるように、漢方の効果も体質改善も最も成果が上がるように、できる協力はすべて受けられていました。
「可能性はゼロではない」を実行されたご夫婦に乾杯です。
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