40歳代からの自然妊娠~こんなふうに妊娠に至りました~(ケース①-5)
いつ、どのように妊娠を迎えるかは、人それぞれ。
同じ年齢でも、あきらめる人も、始める人もいらっしゃいます。
そんな個々人による差が大きくなるのが40代だと感じます。
ケース➀-5 U様
*漢方服用 5か月と1週間めの漢方相談
今回の月経周期は22日、経血量は問題なく増えているが、排卵が早くなっている様子。
本日は、次の周期10日目ですが、すでに排卵検査薬で陽性が見え始めています。
体調も良く、変わったこともないのに、排卵が早まりその分月経周期が短くなっているのです。
*一陽館薬局より
真夏のご相談によくある現象として、排卵日が早まったことによる月経周期の短縮があります。
排卵が早まる理由として、体の中に熱がこもっていることが考えられます。
気温も高温、汗をかいて潤いが不足して体内が渇くため熱がこもる、余剰な熱によって卵子の発育にも影響して排卵日が早まる、といった状況ですが、
さらに、嗜好により状況に拍車をかけます。
U様は、日ごろから、わりと辛いもの好きで、スパイスの効いたものやキムチやニンニクなどの頻度も多いようです。
辛いものは、体内で熱を生み、特に夏は冷ます力よりも発生する力が優位になりやすいことが考えられます。
熱を発生する食材を控えると同時に、余剰な熱を冷ます潤い分を多めに摂っていただきたいと思います。
そういう意味では、「夏野菜は体を冷やす」と言われますが、体内のほてりを鎮める作用としては必需品ですね。
暑い夏は、「暖め過ぎない」ことも大切です。
つづく
この記事へのコメントはありません。