自然妊娠を目指すなら〜漢方でできること〜
「妊活を始めたけれど、今の自分に何が必要なのかわからない」
「しばらく様子を見ているけれど、なぜ妊娠できないかわからない」
こんなご相談から始まることがあります。
排卵日を確認する、基礎体温をつける、食事を見直す。妊活にはいろいろな方法がありますが、その中で漢方ができることは、「妊娠率を上げるものを探す」という発想とは少し異なります。
必要なのは、妊娠に向かう身体の働きが、どこで滞っているのかを見つけ、整えていくことだと思います。
今回は、自然妊娠を目指すときに漢方が着目するところをお話しします。
妊娠を目指すなら、「卵胞が育つ」だけでは足りない
卵胞は排卵までの間に段階を踏んで成熟していきます。
そして排卵後には黄体が形成され、子宮内膜も受精卵を迎える状態へ移っていきます。
つまり、一周期の中には、「育てる」「排卵する」「受け入れる」
という異なる過程があるのです。
漢方では、この一連の過程を一つのものとして捉えながら、生理後から排卵までの状態と、排卵後の状態にどのような違いがあるのかを見ていきます。
たとえば、
・排卵までは順調でも、排卵後に眠気や疲労が強くなる。
・生理周期は整っていても、生理後半になると体調が崩れる。
このような周期内の特徴も、漢方相談では大切な情報源になります。
「妊娠する力」より、まず「一周期を完成させる力」
自然妊娠を目指す方に、私が大切にしてほしいとお伝えしたいのが、一周期を最後まできちんと過ごせる体かという点です。
生理が終わったら次の卵胞が育つ。
↓
排卵を迎える。
↓
排卵後には身体が次の段階へ移る。
↓
そして生理を迎え、また次の周期へ進む。
この一連の流れが無理なく繰り返されているか。
漢方では、周期を「日数」としてではなく、体が次の段階へ移っていく過程としても捉えています。
「補う」だけでなく、「動かす」ことも
妊活では、「体に良いものを足す」ことに意識が向きますが、補うことと同じくらい、必要なものが必要な場所へ動いているかに着目します。
・栄養を摂っていても胃腸が重い。
・身体を温めても、月経前になると張りや痛みが強い。
・体力をつけようとしても、疲労感が抜けない。
「不足しているから補う」つもりが必ずしもプラスに作用すろとは限らないことがあります。
補うべきなのか。
巡らせるべきなのか。
余分なものをさばくべきなのか。
また、それらをどの順番で行うのか。
この「治法の組み立て」を漢方相談で見いだしていきます。
妊活を始めたら、まず「足す前」に見てほしいこと
サプリメント、食事、運動、漢方・・・。
妊活を始めると、体に良いと聞いたものを次々と取り入れたくなるのも当然ですが、最初からたくさん足す必要はありません。
まず、自分の身体が今どのように一周期を過ごしているのかを確認してみることが大切です。
生理の後も元気?
排卵前に体調を崩すことがない?
排卵後に疲れや眠気が強くなる?
生理前に張りや痛みが出る?
そして次の生理をどのように迎える?
このような「周期の特徴」を知ることで、妊活の方向性を知ることができます。
自然妊娠を目指す方に、桃福宝という選択
一陽館薬局では、自然妊娠を目指して身体を整えたい方に、桃福宝という選択肢もご紹介しています。
桃福宝は、一陽館薬局で長年にわたり妊活相談を重ねる中で、妊娠を目指す女性の体づくりを考えて開発してきた製品です。
ただ「妊娠のために何かを飲む」という考え方ではなく、毎月の生理や体調を確認しながら、必要な体づくりを考えていくことを大切にしています。
自然妊娠を目指す妊活は、排卵日を当てることだけが中心ではなく、一周期をどのように過ごし、次の周期へどのようにつないでいくか。
この積み重ねを丁寧に見ていくことも、妊活の一つだと思います。
「まだ病院へ行くほどではないけれど、自分の身体を一度きちんと見てみたい」
そんな妊活のスタート地点からでも、一陽館薬局でご相談いただけます。
漢方薬・生薬認定薬剤師 樫谷陽子
妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。
【子宝漢方と不妊相談の一陽館薬局】
奈良市大宮町6-9-2
橿原市八木町1-11-7
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