秋の不妊対策
「暑さ寒さも彼岸まで」のごとく、
少しずつ過ごしやすくなってきました。
秋ですね。
さて、秋:季節の変わり目 は、カラダも気候変化に対応して、
暑さの精算をして、寒さに備える時期でもあります。
ただ、お客様の中には
ここ数カ月ホルモンバランスに乱れが出ている方が見受けられます。
ここで、「せっかく漢方薬も飲んで頑張ってきたのに、私のカラダはまた調子を崩している・・・」と思い込んで悩んだり
ときに、漢方薬までもいい加減な飲み方になってしまう方があります。
大変もったいないことです。
「残念」ではなく「もったいない」というのは、
お客さまのカラダが悪くなったワケでもなければ
漢方薬が合っていないというワケでもないからです。
特に8月下旬から10月初旬にかけては、
カラダにかかった猛暑の様々な影響が
バイオリズムにも現れてきます。
人によっては生理周期が乱れたり、
体力消耗が重なり夏場の体温が低下または上昇したりするケースもみられます。
こういう時は、排卵・体温・生理など目先の現象に振り回されがちになりますが、
カラダ全体の健康状態という視点から
体調を見直しましょう。
たとえば、
暑くて熟睡できていなければ、当然、基礎体温は睡眠不足型となるでしょうし、
汗をかく季節に、涼やかな季節と同じだけの水分しか摂っていなければ
カラダに熱がこもってしまい、排卵日や卵子の質にも影響することでしょう。
つまり、
カラダ全体の調子が安定していてこそ、
バイオリズムも好調であるのです。
体調が悪いのに、卵子や精子だけが元気であるわけもないし、
イライラして忙しくしているのに生理周期は平穏である状態が確保される
ということは極めて難しい話です。
秋に向けて、不安のある方、お早めに対策しておきましょう。
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