漢方相談とはどんなもの? 〜一陽館薬局の子宝相談の場合〜
漢方に興味があるけど、よくわからないから敬遠してしまう、と言われることがあります。
「漢方相談って、何をするんですか?」というご質問も初めての方から、よくいただきます。
一陽館薬局の子宝相談では、漢方薬を決めることはもちろん主たる目的ですが、もっと大切にしたいのが、お客さまご自身が妊娠を迎えるために必要なことに気づかれることです。
今回は、子宝漢方相談で確認する次の4つのポイントについてまとめます。
① これまでの妊活・治療経過をおたずねする
② 月経・基礎体温・日々の体を確認する
③ 情報から漢方的にお客さまの体質を見極める
④ 今の体調に必要な漢方と体づくりをご案内する
この4つを重ねることで、「妊娠しにくい」という悩みを、より具体的に整理していくことができます。
① これまでの妊活・治療経過を知る
まずは、これまでの妊活についてお話をうかがいます。
妊活を始めた時期、自然妊娠・人工授精・体外受精などの治療歴。
採卵を経験されている方なら、採卵数、成熟卵数、受精、胚の発育、移植の経過。
流産や化学流産の経験。
病院で受けた検査や診断。
AMH、FSH、甲状腺機能、プロラクチンなどの検査結果や、卵胞の発育、子宮内膜の状態についても、分かる範囲でおうかがいします。
② 月経・基礎体温・日々の身体を知る
漢方相談では、検査結果と同じくらい、日ごろの体調をていねいに見ていきます。
月経周期、経血量や色、血塊、生理痛。
排卵前後の体調。
基礎体温の推移。
睡眠、食欲、胃腸の状態、便通、疲れ方、冷え、ほてり。
仕事や家庭での負担。
一見すると妊娠とは直接関係がないように思える情報にも、お体の状態を知る手がかりがあります。
③ 集めた情報から漢方的に見極める
検査結果を一つずつ確認するだけではなく、体調に表れるさまざまなご様子を組み合わせ、お体の中のバランスを考察します。
例えば「AMHが低い」「採卵数が少なかった」という相談でも、AMHだけを判断材料にするのではなく、卵胞の育ち方、採卵の経過、月経の状態、疲労や睡眠などを合わせて見ていきます。
そして、現在の状態に合わせて、漢方でどのようなサポートが有効なのかを見つけていきます。
④ 今のお体に必要な漢方と体づくりを考える
体調を整理したうえで、必要な漢方や日々の過ごし方をご提案します。
「卵子の質を整えたい」
「内膜を整えたい」
「生理周期を整えたい」
「採卵に向けて身体を整えたい」
同じ目的でも、お一人おひとりに必要なアプローチは異なります。
また、治療状況や生活によっても変わっていきます。
そのため、月経や基礎体温、体調、治療経過などを確認しながら、その時々の具合に合わせて見直すことも大切です。
病院の治療と漢方、それぞれの役割を生かす
体外受精などの生殖医療では、医学的な検査と治療が行われます。
漢方では、月経、睡眠、食欲、疲労、冷えなど、日々の体調を捉え、漢方理論から全体を考察します。
必要な医療を受けながら、漢方の立場から体を整える。
その両方を妊活に取り入れる方法もあります。
「何を話せばいいか分からない」という方へ
検査結果を見て不安になった。
採卵しても卵子が少ない。
生理が整わない。
妊娠した後の体調が心配。
いろいろ調べたけれど、自分に何が必要なのか分からない。
そんなところから始まる相談もあります。
検査結果や治療経過を見ながら、これまでの妊活を整理し、現在の体調を一緒に確認していきます。
まだ治療を始めていない方や自然妊娠を希望される方からのご相談もお受けしています。
一陽館薬局の子宝相談は、漢方薬を選ぶだけの時間ではありません。
これまでの経過を整理し、ご自身の体質を知り、これからの妊活で何を大切にするのかを一緒に考える時間です。
「私の場合は、どこから整えればいいのだろう?」
そう感じたときは、一度お話を聞かせてください。
ご自身の体を知ることから、妊活の次の一歩を一緒に考えていきましょう。
漢方薬・生薬認定薬剤師 樫谷陽子
妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。
【子宝漢方と不妊相談の一陽館薬局】
奈良市大宮町6-9-2
橿原市八木町1-11-7
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