妊活が長引く人に多い“慢性炎症”とは?

最近、「炎症」に関連する話題が増えていますね。
妊娠に限ったことではなく、糖尿病などの生活習慣病やがん、うつ病なともいわゆる「慢性炎症」として扱われます。

炎症というと、風邪をひいたときの発熱や、 ケガをしたときの腫れを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、自覚症状のないごく弱い炎症が、 長期間にわたって体内で続いている状態が、 さまざまな病気や不調に関係していることがわかってきています。

妊娠も例外ではなく、慢性炎症が続くと・卵巣機能 ・子宮内膜環境 ・ホルモンバランス ・免疫機能などに影響を及ぼす可能性があります。

特に妊娠成立には、「異物である受精卵を受け入れる免疫の調整」が必要ですが、炎症が強い状態では、 この繊細なバランスが崩れやすくなると考えられています。

では、どのような方に慢性炎症が多いのでしょうか。
代表的なものとして、
・睡眠不足が続いている ・強いストレス状態が長い ・肥満傾向がある ・血糖値の乱高下が多い ・腸内環境が乱れている ・歯周病がある ・子宮内膜症がある
などが挙げられます。
どれも珍しいものではありません。

むしろ現代社会では、 多くの方が抱えやすい問題です。

漢方では昔から、このような状態を「瘀血(おけつ)」 「湿熱(しつねつ)」 「気滞(きたい)」などとして捉えてきました。

血流の停滞や余分な熱、 代謝の滞りが長期間続くことで、 身体本来の働きが十分に発揮できなくなると考えます。

妊娠は、受精だけで成立するものではありません。
卵巣、子宮、免疫、血流、自律神経など、 多くの機能が協力して初めて実現します。

検査数値だけに頼りすぎず、見えてこない部分に目を向けることで、 妊活の方向性そのものが変わることもあります。

なかなか結果につながらないときほど、
「何か不足しているものを探す」だけではなく、「妊娠を妨げる要因が隠れていないか」という見かたも大切かもしれません。

一陽館薬局では、 体質や生活習慣を含めて総合的に確認しながら、 妊娠しやすい身体づくりのお手伝いをしています。
妊活が長引いている方は、 一度ご自身の身体の状態を見直してみてくださいね。

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