不妊治療と凍結胚移植の時期。
移植の時期を迷います・・・とYさん。
前回の採卵で凍結出来た受精卵は3個。
状態が良いものから順に移植し、2回目の陰性の判定でした。
採卵、移植で排卵誘発剤やホルモン剤を使うたびに基礎体温は乱れます。
今回の判定日翌日から始まった生理も、いつもの様子とは違って
基礎体温は高温期のまま生理が始まり、量も少なく、
いつもなら5日程度で終わるのに8日目でも微量の出血が続いています。
この調子だと今周期は、排卵も高温期も良くないだろうなあ・・・とYさん。
移植を待つ凍結胚は、あと1個です。
3個のうちで一番期待値の低いものです。
いつ移植するか?、採卵を先に行って卵を確保していったほうが良いか?
迷いがあります。
すでに40歳代のYさんは、
いつまでも、いくらでも採卵できるとは思っていません。
だから、迷います・・・
できることは、可能なかぎり、着床しやすい子宮内膜にすること、
必要以上に緊張して体にストレスをかけないこと、
これまでの体外受精の経緯を再チェックし、しっかりと医師に相談すること
だと思います。
急がなければならない、という焦りと、体の状態を整えて移植に向かいたいという気持ちが交錯し、ご主人の考えを加味すると、考え込んでしまうのも理解できます・・・・
そんな中にあっても、Yさんが落ち着いて考えをまとめられ、納得できる選択をされるようにサポートしたいと思います。
決まった正解は誰にもわからないのかも知れませんが、振り返った時、間違っていなかった、と思えるようにすることが大切だと思います。
この記事へのコメントはありません。