二人目不妊の2大のテーマとは。
こんにちは。
今回は、店頭の不妊相談で、日ごろ感じることを挙げてみます。
第二子妊娠希望のご相談のお客さまの共通点として、大きく2つのポイントがあります。
まずは、年齢の問題。
第一子妊娠時に比べて、加齢は逃れることができませんが、やはり条件的には不利といえます。
生活環境は人それぞれですが、その人なりの老化現象は必ず起こってきます。
次に、育児のこと。
第一子妊娠を経て、妊娠できることが立証済みともいえますが、育児という大切な任務と並行することは、決して楽ではありません。
体力の消耗やストレスによって、妊娠力が十分な状態ではない場合もみられます。
先日のKさんの場合は、38歳で第一子を出産され、40歳からの第二子妊活です。
第一子のときは、不妊治療から漢方に切り替えて1年での妊娠でした。
その頃のKさんの悩みは、生理不順だったのですが、出産後は生理も順調に来るようになっているようです。
見た目に問題はなさそうですが・・・。
ところが、Kさんの基礎体温はガタガタと乱れていて、「しんどいです」と繰り返して言われます。
何が「しんどい」かといえば、育児に疲れ切っている様子です。
元気いっぱいのお子さまに歩調を合わせていくことができず、イライラレベルが相当高くなっているようです。
体力を回復する間もなく、必死の毎日を送っています。
慢性的に疲労が蓄積しており、色々なことが悪循環となっているのでしょう。
こんなときに「前向きに!」なんていっても、前を向きたくても向く余裕がない状況ですね。
漢方薬での前向きな体質改善も必要ですが、こんなにイライラしていたのでは、内臓機能が鈍るのも無理はありません。
まずは、イライラが過剰に起こらないように神経を安定させ、体力を補っていくことにしました。
1か月もすれば、精神的にも基礎体温も落ち着いてきます。
イライラの改善なんかよりも早く妊娠したい、と思うかたこそ要注意です。
まさに、その「余裕のなさ」が、赤ちゃんの「居場所のなさ」となっているのかもしれません。
効率よく妊娠を目指しましょう。
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