不妊治療をやめて妊娠すると決めた日。
友人も親族も気づけば「不妊治療」全盛。
「病院は行ったの?」
「体外受精で授かった!」など、不妊治療の話題には事欠かない。
それなりの年齢となり、迷いと不安に焦りが拍車をかける。
「自分は何をやっているのか?」
「こんなことをやっていていいのか?」と自分を責め追い詰める日々・・・。
思い切って不妊治療を始めてからも、辛い日が続き、「何もかも授かるために・・・」と自分を納得させてきたものの、それでも判定が陰性
だった日は感情があふれることも・・・。
そんなある日、ご遠方にもかかわらず、ご夫婦で相談にお越しくださいました。
黙って協力的なご主人ですが、「もう不妊治療はやめてほしい」という考えでした。
頑張り過ぎている奥様の姿を一番近くで見てきたからこそ、奥様自身の身体を大切にしてほしいという願いも強いのです。
不妊治療という手段をひと通り受けてきた今、
自分たちらしい生活をして、自分たちのペースで進めばいいんじゃないか、とおっしゃいました。
これから漢方薬でご夫婦のサポートが始まります。
不妊治療と程よい距離感を保ちながら、自分たちのスタンスを確認することで、先の見えない道のりの足元を照らしながら前進できるのではないかと感じました。
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