あきらめた とたんに妊娠の理由
「積極的に授かることを考えなくなったら、自然妊娠した!」というケースは、よくある話かもしれませんが、そんなに簡単ではない話です。
「もう、あきらめたほうがいいでしょうか・・・」と言うかたの多くは
「まだまだ、あきらめたくない!」という気持ちの裏返しだと感じます。
「授かる」ということに対し、本当に ”こだわり” がなくなる・・・自然体とは難しいものですね。
さて、ネガティブなイメージでの「あきらめる」ではなく、自然体というイメージでの「あきらめる」ということが、妊娠に対してプラスになるとすれば、「緊張感からの解放」ということが挙げられます。
身体も心も過敏になって過ごす日々は、まさに緊張状態の連続です。
緊張状態とは、前向きな意欲を超えて、力(りき)んだ状態で、心も体も凝り固まってしまいます。
やさしく受けとめる余裕がない土壌には、良い種も育ちません・・・。
このような緊張感のエネルギーを漢方では『気』と表現します。
『病(やまい)は気から』といいますが、まさに身体機能は「気」の働きによるといえます。
『気』は、使えば不足したり、ため込めば過剰になったり、発散できずに滞留したりするもので、精神的なバランスや感情、内臓機能などにも影響する基本的な要素です。
『気』の状態が安定していれば、持てる力をしっかりと発揮できます。
妊娠を望むあまり、多くの方が『気』のバランスを崩して、本来の妊娠力が発揮されていません。
一陽館の子宝漢方では、『気』の状態をとても大切にします。
カウンセリングでストレスを緩和しリラックスしていただきながら、お客さまの状態に応じて漢方薬でバランスを整えていきます。
なんだかスッキリしない・・・と感じながら過ごしている方、ぜひお試しください。
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