不妊治療にカラダがついていかないと感じるとき
不妊治療に頑張っているけれど、最近成果が上がらないと感じる方もいらっしゃることと思います。
不妊治療にカラダがついていかない、というご相談で多いのは
・年齢的な体力低下
・卵子の老化
・卵子が育たない
・採卵したが空胞が続く
・ホルモン剤などの副作用でしんどい
・排卵誘発剤などへの反応低下
・ストレスへの忍耐力の限界
などが主なもので、「カラダがついていかない」つまり、不妊治療スタート時には問題なかったのに
最近になって不妊治療が成立しづらいような状況が起きてきた、ということです。
不妊治療を続けるほど後退しているような状況がみられ、困り果てて漢方を頼られるケースもあります。
不妊治療で「体を頑張らせる」とすれば、そのエネルギー源も必要です。
スタート時には余力があっても、走り続ければ消耗しますし、無理を続ければガス欠を起こすことだってあると思います。
このような場合に「頑張る力を補う」のが漢方薬の役割です。
「漢方で妊娠!」という表現がありますが、
正しくは「漢方で頑張る力を補って、自分自身のカラダが妊娠を実現した!」ということだと私は思います。
漢方薬での「体質改善」による場合は少しニュアンスが違いますが、「自分自身のカラダが妊娠を実現した!」ということは同じです。
もし、頑張ろうとしている方があれば、ぜひ頑張るための養分を体に補給してあげてください。
サプリメントのようなある成分を追加するという単純なことよりも、漢方薬は働き自体を支えるようなイメージです。
そして、今、頑張っている方であれば、エネルギーの充電と補給も早目にお忘れなく。
この先に不安を感じつつも前進も後退もできず、進み続けている方は、カラダの声に耳を傾けてみてください。
私たちも一緒になってカラダの声を受けとめ、「頑張り」を支えます。
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