シンドローム病?!
こんにちは。
最近、「○○症候群」という新しい疾患名が増えていますね。
明確に異常か所が認められる「○○病」に対して、ある条件下での一連の症状をまとめていう「○○症候群」は、意味合いが違うようですね。
治療も、悪いところを治す方法に対して、症状や不調に対する対症療法が中心になるなどの違いがあります。
「不妊症」はどうでしょうか。
不妊相談のお客さまからよく聞かれる「不妊の原因がわかれば安心するのに・・・」ということがあります。
「不妊症」という中にも、医学的な原因がある場合もあれば、医学的な原因がない場合もありますね。
どちらかといえば「○○病」に近いケース、または「○○症候群」に近いケースに応じて、対応も違っていいのではないかとも思います。
病的な不妊原因の治療により妊娠するケースもあれば、保険診療内の漢方薬が効くケースもあれば、私たちがおこなっているような個々人に沿ったカウンセリングや漢方処方を必要とされるケースもあると思うのです。
何年もかかって色々試してもうまくいかなかった人が、ほんの2~3か月で妊娠される様子をみていると、「心」が弱っているときは、「心」を元気にしてあげることが何よりの治療だと感じます。
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