「もう妊活に疲れました」治療を続けることに迷ったとき
「もう、妊活に疲れてしまいました。」
時折、お客さまから聞かれる言葉です。
妊娠したい気持ちがなくなったわけでもないし、赤ちゃんを迎えたい気持ちは、今もあります。
それなのに、病院へ行くこと、検査を受けること、薬を飲むこと、排卵日を気にすること、結果を待つこと・・・その一つひとつが積み重なって、体だけでなく心まで疲れてしまうのです。
「もう少し頑張らないと」と思う一方で、「これ以上は頑張れない」と感じてしまう、そんな状態になることがあると言われます。
妊活が長くなるほど、目を向けたい変化
妊活を始めた頃と、現在の体調は同じでしょうか。
月経量が変わった。
生理痛が強くなった。
以前より疲れやすい。
眠りが浅い。
食欲が落ちた。
冷えやほてりが気になる。
なんとなく気づいていても、「妊活が忙しいから仕方がない」「年齢のせい」とそのままにしていませんか。
実は、漢方では些細に感じる日々の体調も、妊娠を目ざすうえで大切な情報として受けとめていきます。
「疲れているから補う」だけで埋まらないこと
「妊活で疲れたから、体力をつける漢方を」と考える方もおられます。
同じ「妊活疲れ」でも、お体の状態や症状はお一人おひとり違います。
治療を続けることに疲れたとき、少し立ちどまることを「妊活を諦めること」と考えてしまう方もおられます。
けれど、治療のペースを見直すことと、妊娠を望む気持ちを手放すことは区別していいのではないかと思います。
◎医療機関と相談しながら治療の間隔を調整する。
◎その間に体を整える。
◎生活を見直す。
◎もう一度、自分がどこまで治療を望んでいるのかを考える。
妊活中には、そんな時間があってもよいと思います。
「何のために妊活をしているのか」
妊活が長くなると、いつの間にか「妊娠すること」が目標になってしまいます。
「採卵の数」「受精した数」「胚のグレード」「妊娠判定」
数字や結果を追い続けるうちに、ご自分がなぜ赤ちゃんを望んでいたのかさえ、見失いそうになることがありませんか。
どんな家族をつくりたいのか。
どんな気持ちで赤ちゃんを迎えたいのか。
どんな妊活なら納得できるのか。
妊娠を目ざすことを優先しすぎて、その過程をどう過ごすのかを置き去りにしてしまっていることが見えてくるかもしれません。
身体を整えることから、もう一度
漢方は、不妊治療の代わりになるものではありませんし、年齢による卵子の変化を元に戻すものでも、妊娠を約束するものでもありません。
今、ご自身の体に必要なことを一つずつ、ご自身が向き合うことが大切です。
・食事をきちんと摂る。
・睡眠を確保する。
・疲労を溜め込まない。
・月経の変化を確認する。
そこへ、漢方の見かたを加え、妊活を続けるために、まずご自身の体を大切にすることから始めてみると、これまでこだわってきた事が、少し違う色合いに感じられると思います。
そして、それも妊活の一つだと考えています。
「妊活に疲れたけれど、赤ちゃんを諦めたわけではない。」
そんな方がいらっしゃるなら、治療を続けるか、やめるかをすぐに決めなくても大丈夫です。
一陽館薬局で、一緒にこれまでの治療を一度整理して、今のお体を見直し、本当に望んでいる妊活を考えてみましょう。
漢方薬・生薬認定薬剤師 樫谷陽子
妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。
【子宝漢方と不妊相談の一陽館薬局】
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