生理のトラブル~経血量~
経血量には、個人差があります。
同じ人でも、そのときのホルモン状態によって、経血量が大きく違ってくることも。
ある程度の量の変化であれば、あまり気にすることはないですが、
ただ、経血量が異常に多くなったり、極端に少なくなった場合は、
何らかのサインかもしれません。
寝るときに夜用のナプキンを重ねても下着やシーツまでよごれてしまう、
あるいは昼間、夜用ナプキンでももたないような状態が続くのであれば、
注意してくださいね。
子宮筋腫や子宮腺筋症などの病気が隠れていることも少なくありません。
子宮筋腫は子宮に良性のこぶのようなものができる病気です。
子宮腺筋症は子宮筋層に子宮内膜と同じような組織が増えていくもので、
どちらの病気も進行すると、排尿・排便障害、腹痛などを引き起こすこともあります。
量が多いという人は、貧血にも十分気をつけることが大切です。
貧血になると、カラダがだるく疲れやすくなり、耳鳴り、動悸、息切れ、
めまいなどを引き起こします。
日ごろからほうれん草やレバーなど鉄分の多い食事をとりましょう。
経血量が少なくなる原因でまず考えられるのは、卵巣の働きが悪くなっている場合です。
卵巣機能低下の原因は、なんといってもストレスです。
規則正しい食事と、睡眠を十分にとって疲労回復に努め、
なるべくストレスをためないように心がけましょう。
自分の経血量は毎月チェックして、量の多さ、量の少なさなどが気になれば、
早めの対策をおすすめします。
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