妊娠しやすい体づくりに「陰陽バランス」が大切な理由
前回は、漢方の基本的な考え方の一つである「陰陽」についてご紹介しました。
「陰」と「陽」は、それぞれ異なる性質を持ちながら、お互いに支え合ってバランスを保っています。
この陰陽の調和は、妊娠しやすい体づくりにおいても大切な要素です。
妊娠しやすい体づくりと「陰」「陽」
「陰」は、血や体液など体を潤し養う働きがあり、卵子や子宮内膜を育む土台となります。
一方、「陽」は、体を温め、血流を促し、子宮や卵巣の働きを支えるエネルギーとなります。
つまり、「陰」と「陽」はどちらも妊娠を目指す体にとって大切な働きを担っていると考えられます。
陰と陽は、どちらか一方が強すぎても、弱すぎても調和が乱れます。
例えば、陰が不足している状態では、
・月経量が少ない
・のぼせやほてりがある
・寝汗をかく
・乾燥が気になる
などのサインがみられることがあります。
一方、陽が不足している状態では、
・冷えやすい
・だるさを感じる
・むくみが気になる
・温めると楽になる
などのサインがみられることがあります。
もちろん、こうした症状があるからといって、必ずしも「陰が不足している」「陽が不足している」と決めつけられるものではありません。
漢方では、こうした体のサインを一つの目安として、その人の体質や状態を総合的に捉えていきます。
漢方では「バランス」を大切にします
漢方では、内臓の働きだけでなく、「気・血・水」や「陰・陽」など、さまざまな視点から体の状態を捉え、バランスを整えることを大切にします。
妊活においても、「何かが足りないから補う」という一つの視点だけではなく、体全体のバランスを見ることが大切です。
では、実際に自分の体は「陰」と「陽」のどちらに傾いている傾向があるのでしょうか?
次回は、日頃の体のサインからチェックしてみましょう。




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