ビタミンU
4月25日発信の コウノトリ通信vol50 のなかに、
“ビタミンU” というあまり聞きなれないビタミンが出てきましたが、
みなさま “ビタミンU” がどんなものかご存知でしょうか?
ビタミンUは、キャベツから発見されたため「キャベジン」とも呼ばれるビタミン様物質です。
「キャベジン」といえば胃腸薬を思い出される方が多いのではないでしょうか。
胃粘膜の組織を作り、壊れた組織を修復する働きがあります。
また、粘膜細胞への血流を促進し胃酸の調節や、分泌を抑える働きも知られています。
このことから、胃腸を健康に保つうえで重要なビタミンであることがわかります。
ビタミンUが多く含まれるのは、前回のコウノトリ通信で出てきたキャベツのほか、
セロリ、レタス、アスパラガス、パセリなどの野菜や、牛乳、卵などです。
とんかつや揚げ物に添えられているキャベツなどの野菜には、ちゃんと意味がありますので、
しっかり残さず食べるようにしましょうね。
妊活中の方は、生野菜より温野菜がおすすめですが、
ビタミンUは熱に弱いので、
調理の際はすばやく火を通したり、煮汁ごと食べられるスープにすると良いですね(^-^)/
胃腸の調子が悪いときや、胃腸が弱い方はぜひ積極的に摂ってみてください!
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