「秋におすすめの食材」
秋は「陽」と「陰」が入れ替わる過度期。
「陽の気」が衰え始め「陰の気」が盛んになってきます。
気温が下がる・日照時間が短くなる・樹木が紅葉し落ち葉が舞い散る。。。など
何となく、もの悲しく感傷的になりやすい時期。
漢方では、季節と七情(精神や感情を七つに分けたもの)と
五臓の関係はこのように考えられています。
春は「肝」と「怒り」、
夏は「心」と「喜び」、
冬は「腎」と「恐れ」「驚き」、
土用(年に4回)は「脾」と「思い」。
そして、秋は「肺」と「憂い」「悲しみ」の感情に影響されやすくなります。
カラダが冷えを感じたり、陰液(血と津液)が不足すると、
さらに情緒の不安定や憂鬱に気分になりやすいので、
ゆったりと心穏やかに過ごしましょう。
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● 秋におすすめの食材 ●
☆白ゴマ、白きくらげ、銀杏、蓮根、百合根、大根、ハチミツ など
・ 色の白い食材は体内を潤します。
・ 中国では昔から白きくらげは、不老長寿の食材とも言われ、美肌効果も♪
※銀杏は一度に食べ過ぎないように注意。
☆梨、ぶどう、ざくろ、柿 など
・ 水分をたっぷり含み、酸味・甘味のある果物は乾燥対策に。
※梨と柿は体を冷やしやすいので食べ過ぎに注意。
☆秋刀魚、鮭、さば、山芋 など
・ 消化吸収を高め、夏の疲れを回復させ、スタミナをつける為に効果的。
☆栗、さつまいも、里芋 など
・ 腸の働きを改善、便秘を改善。
※栗には、ビタミン・ミネラル・食物繊維がタップリ。
『亜鉛』『葉酸』も含まれています。
渋皮には、抗酸化作用のあるポリフェノールも ♪
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