コウノトリ通信 Vol.19
こんにちはヽ(^0^)ノ
漢方の一陽館薬局です。
新しい一年の始まりです。
妊娠力アップ・体質改善は勿論、
それぞれの目標に向かって気持ちも新たに前進して行きましょう♪(⌒▽⌒)♪
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◎二十四節気
(一年を春夏秋冬の四つに分け、それをさらに六つに分けて季節を表すもの)
1月5日 「小寒 しょうかん」
寒の入りともいわれます。寒中お見舞を出し始める頃。
1月20日 「大寒 だいかん」
一年で最も寒くなる頃。
寒気を利用した食物(凍り豆腐・寒天・酒・味噌 など)を仕込む時期にあたります。
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◆今月のテーマ 『 妊娠力 』
妊娠する為に最も大事なこと、それはとにかく健康であること。
2000年前の中国の医学書にも
「心とからだに余力がなければ妊娠しない」ツ黴とあります。
からだが危機状態(健康でない状態)にあった場合、
生命維持に必要な臓器や機能を、最優先で守る防衛本能が働くようになっています。
妊娠を望んでいる方には必要で優先順位が高いことであっても、
からだが不健康な状態にあると、子宮や卵巣への必要な血液や栄養は後回しにされてしまうのです。
例えば
過度のストレスにより、脳が本能的に危険と感じると、優先順位の低い生殖活動の働きは低下。
女性ホルモンが減ったり、生理が止まったりというような影響も受けます。
女性の体はとてもデリケートです。
心や体が疲れているサインを感じたら、早目のケアを心がけましましょう。
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☆こんなことも妊娠力低下の原因に
妊娠力の低下の原因は、
加齢・冷え・ストレス・疲労・睡眠不足・偏った食事・飲酒・喫煙・無理なダイエット・不健康な体重など、いくつか考えられます。
女性に限らず、男性も同じです。
食生活や生活習慣・ストレスや過労により、精子の数や運動率は影響をうけます。
妊娠を考えている方にとっては、痩せ過ぎも太り過ぎも良くありません。
日本では、体格指数をあらわすBMIが18.5未満を痩せ、25以上を肥満とされています。
かといって、栄養面を気にせず、カロリーばかり気にした食品選びは良くないです。
カロリー制限ばかりしていると、女性ホルモンや子宮にも、皮膚や髪にも影響を及ぼします。
カロリーの過剰摂取や、無理なダイエットによる「不健康な体重」は、
ホルモンが正常に働かなくなるなど、月経不順や排卵障害や妊娠力の低下につながります。
必要な栄養を十分にとりながら適正体重をキープするよう心がけましょう。
☆漢方と妊娠力
漢方では、からだのそれぞれの機能を『肝・心・脾・肺・腎』の五臓に分類しています。
そのうち、妊娠力は『腎』と最も深く関わっています。
生命活動のもととなる精気の貯蔵・成長や発育・生殖エネルギー・ホルモンなどを
司っているので、命や生殖に関わる「妊娠」と深く繋がっているのです。
『腎』以外にも「妊娠」に必要なのが、
血液や自律神経系を司る『肝』と、
精気を取り込み着床を維持する為に重要な『脾』。
(脾=胃腸などの消化器系の働きやからだの状態の安定維持する為に必要な力をコントロール)
食べ物は胃で消化され腸で吸収され栄養として取り込まれるので、
胃腸を強化することで、充分な栄養をからだの隅々まで届けることができます。
『脾』が正常に働かなくなると、子宮や卵巣も栄養不足となってしまいます。
いくら『肝』や『腎』を補う漢方を飲んでも、
『脾』の働きが弱まっていると、漢方の力を発揮できず改善には時間がかかってしまいます。
また、『脾』の働きが安定していると、流産防止にもなると考えられていますので、
お腹が弱い方は、早目の対策をしていきましょう。
☆妊娠力アップのお体づくりアドバイス
・とにかく冷やさない
・過労やストレスは早目にリセット
・夜更しは禁物
・自分自身を休養させてあげること
・健康体重を維持する
・アルコールはなるべく控えるように
・喫煙は厳禁
・甘いもの、刺激物は要注意
・食事は火を通したものをバランス良く
・夫婦のコミュニケーションを大切に
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自分自身の生活習慣や食生活をもう一度見直し、
まずは出来ることから始め、
妊娠しやすい体づくりを目指していきましょう。
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