AMHが低い理由
30歳前後だと子宝漢方を始めて3か月以内に妊娠されるかたもおられますが、しっかり漢方を続けているにもかかわらず、半年経っても妊娠に至らない場合は、抜本的な原因を考えます。
少々の生理不順や軽い多嚢胞性卵巣などではなく、卵管閉塞や低AMHなど体質改善に取り組んでも”そもそも”の条件に問題を抱えておられる場合は、何らかの医学的な治療や不妊治療の選択も考えなければなりません。
体づくりが先か?不妊治療が先か?と迷われる場合は、
不妊基本検査→漢方で体づくり→不妊治療
をおすすめします。
基本検査で問題がないならば、基本的には妊娠に必要な条件はそろっていると考えます。
ただし、せっかくの条件も活用できていなければ結果にはつながりません。
そこで、漢方で半年を目安にきちんと条件が生かせるよう体調を整えます。
どこも異常がないなら不妊治療へ進む前に自然妊娠の可能性も高まりますし、もしその後不妊治療をされても体調が妊娠しやすい条件を兼ね備えていればより効率が良くなります。
体づくり期間は、おひとりお一人異なります。
半年以内で十分な変化がみられる場合もあれば、1年を見越してしっかり取り組む方が結果的に早道になる場合もあり、年齢や生活習慣などによっても改善のペースも違ってきます。
体づくりとは、ていねいに体調に向きあうことで
生理周期が安定し、基礎体温も理想形に近づき、PMSに悩むこともなくなり、冷えや肩こりからも解放されてくるなど、日々の健康レベルが向上することを意味します。
妊娠の原点である「健康」こそ、何よりも優先すべき妊活のテーマだと思います。
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