50代の妊活から

一陽館薬局のお客さまで妊娠された方の最高齢を聞かれることがあります。

個人情報や個人差も大きいことから、この場で「〇〇歳」と公表するのは差し控えたいと思いますが、既定概念や想像を超える現実に出会うことがあります。

50歳代に入ってから妊娠された方は、当店の場合は何らかの不妊治療を利用しながら漢方を続けられた方々です。

50代の妊娠で注目する点は、卵子です。
持っている数に限りがあり、それは年月とともに減少していくことから、年齢が高くなるほど確率は追い込まれます。

しかし、20代でも30代でも40代でめ変わらず言えることもあります。
最終的に妊娠をする場となる子宮の状態が、妊娠しやすい環境であるかどうか、ということ。
卵子の質が良好でも、受け入れる子宮環境が伴わなければ着床は難しくなります。

そもそも、卵子が無いと着床を議論する段階ではありませんが、移植というスタートラインに立った時、スタートが同じだとすればゴールは着床しやすい環境かどうかによって違ってくるのです。

最先端の生殖医療の発展により、妊娠をめざすための手段は増えましたが、妊娠の可否を示す役目は今のところ子宮です。

移植するならベストな環境で迎え入れることと、出産までの期間をしっかり維持できる力を備え持つことが、妊活の原点かと思います。

一陽館薬局では、40代からの体づくりをしっかりサポートできる体制があります。
25年にわたる相談実績をお客さまの力に変えるカウンセリングをおこなっています。
思い込みは置いておき、一度お話してみてください。