43歳の誕生日に
保険診療の年齢制限が迫り、採卵を急ぎたいというお考えをお持ちの方もいらっしゃることかと思います。
すでに幾度も体外受精を重ねておられることもあり、凍結胚の「移植」にかけるか、今後を考え「採卵」に挑むか・・悩ましいところですね。
もし、一度も着床したことがない場合は、どうにか卵子を獲得して体外受精の継続をめざすのも選択肢の一つかもしれませんし、何度か着床の経験がある場合は準備万端で移植にかけるのも一つかもしれません。
自費治療との費用差が大きいため、やはり保険診療内で成功したいという声が聞かれます。
ご自身の状況からメリットデメリットを慎重に検討されることが大切かと思います。
採卵を選択した場合は、卵子を獲得できる可能性と獲得できない可能性のどちらが高いか?
最近の採卵結果や排卵の状況からみて余裕をもって採卵はクリアできるのか、または、採れるかどうか不安・・いかがでしょうか。
採卵に余裕ありの場合は、できるだけ良質な卵子も大切ですが、その先の移植を視野に体づくりを考えます。
また、採卵に自信がない場合のリスクとしては、保険内では最後の採卵になるため薬を強化した際の卵巣機能のダメージやホルモンバランスの乱れが想定されます。
ダメージは、採卵成功の場合も同じですが、採卵に耐える力が弱ってからの負担はより大きなダメージにつながることも考えられます。
43歳をどう迎えるかは、人それぞれです。
確実に成功が見込めることはなくても、成功を前提に考えるか、失敗を前提に考えるかによって進め方は違ってきます。
ですが、共通していえることは、妊娠は最終的には子宮で結論が出ることです。
ですから、子宮やお体を大切にしなくてはなりません。
冷えた子宮は居心地も良くないでしょうし、体調を崩してばかりでは元気を分け与える余裕もないでしょう。
さまざまな角度から今より妊娠に近づく方法を一緒に考えご提案しますので、悩む時こそチャンスはあると受けとめ、ぜひ相談してみていただきたいと思います。
お一人おひとりの不妊治療のお悩みも不妊カウンセラーである薬剤師がご相談を承り、素朴な疑問や基本的な考え方をアドバイスしながら、漢方による体づくりもしっかりご案内します。
きちんとした指導のもと妊活を進めたいとお考えの方は、カウンセリングと薬の専門家へのご相談をおすすめします。
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