20歳代の妊娠力アップ
先日の40歳代の不妊相談が多い、とのテーマから一転、今回は20歳代の不妊相談についてのお話です。
ここ2~3年位でしょうか。
20歳代のお客さまからのご相談が増えています。
20歳代の子宝相談は、不妊症というより、どちらかというと、不妊予防の視点から体質改善のご相談といった内容が大半です。
ブライダルチェックを受ける人も増えているのでしょうか。
今すぐ妊娠を希望するわけではないけれど、今のうちに、妊娠に備えて体調を整えておきたい、という方が多いと思います。
例えば、生理不順、冷え性、疲れやすい、胃腸虚弱など、また、生理痛があるのは当たり前のことと思い込んでいた、という方もおられます。
さらに、ネットでこう書いてあったから...とかいって、体質に合わない事を無理して続けておられる場合もあります。
あくまでも私見ですが、20歳代は比較的体質改善にかける時間に余裕が持てることが多く、不妊治療に対しても切迫感が少なく、自然妊娠できる状態に整える事を希望される割合が高いと思います。
ですから、ある程度マイペースで体質に向き合い、不調や不安をしっかりと解消されるとよいと思います。
生理不順も、原因はさまざまで、卵巣機能の不具合で排卵がうまくいかなかったり、ダイエットやストレスでホルモンバランスを崩していたり、状態に応じて対策を考えて適した漢方薬を服用していただきます。
冷え性の原因も、運動不足などで血液循環が悪くなっていたり、体を温める血液が不足していたり、胃腸が弱くエネルギーを生み出せなかったり、さまざまです。
このように漢方をおすすめするにあたり、不調の原因を見つけることが大切です。
日常の不調を解消して、健康であることが、元気な赤ちゃんを授かる第一歩、お気軽にご相談いただきたいと思います。
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