「妊娠しやすい生理」をめざそう!

「5月病」「6月病」に振り回される時間もないままに、季節を先取りしたかのような猛暑に見舞われ、自律神経もバランスを崩しがちで、精神面までも不安定になってしまいますね。

そういう私も、元気なのはいつも通りでも、どうもリズムが保てず、今日は久しぶりのブログです。
6月に入ったことを、気持ちを切り替えるきっかけにしたいと思っています。

さて、気温や湿度に体調が影響されることは気付いていても、生理周期や基礎体温も影響を受けていることを意識されるかたは、案外少ないかもしれません。
たとえば、急にどす黒い血塊が経血に混じってドロドロと排出されたり、極端に経血量が少なかったり・・・。
「そういえば・・・・?」と思い当たるかたも多いと思います。
今年のように寒暖差が大きく、何かと騒々しい年は、体のはたらきもスムーズではないのです。
気になられる症状は、お早めにご相談ください。

ところで、「妊娠しやすい生理」とは、どのような状態をいうのでしょうか。
妊娠、つまり着床しやすい子宮環境であるための条件は、東洋医学、西洋医学、その他の分野など、様々な考え方がありますが、漢方で最も重要であるとされるのが「子宮の血流」です。

子宮の血行不良は、冷えの原因となり、巡りの悪い血液はドロドロと劣化したような状態となって、塊や排出不良などを招き、子宮内膜症や炎症性の病症の原因になると考えられます。
漢方では、このような状態を、医学的な見解と区別して「瘀血(おけつ)」といいます。
生理痛や多嚢胞性卵巣なども瘀血が関与していると考えられるものです。

生理は、本来、痛みや不調を伴うものではなく、妊娠に備えて蓄えた血液や内膜を一掃するように一定期間で一気に排出されます。
初日がはっきりしないようなダラダラとした生理は、血流の問題を示しています。
生理周期はメリハリがはっきりしており、排卵日もオリモノを伴って認識できる状態であり、生理はスムーズに始まり、5日~1週間でおさまるのが、安定した状態といえます。

生理や周期が安定するのは、経血の状態が良いことでもあります。
また、経血の状態が良ければ、生理の状態も周期も整います。

他と比較することがないので、気付きにくいですが、生理の状態は着床しやすさの一種のバロメーターなのです。

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