魔法の妊娠ぐすり
「漢方良さそう!」 と思い、いったん始めてみたものの
半年も経つ頃になると
月々の出費の方が気になりだして・・・・・
中には、やめてしまう方もおられます。
そんな場面に出会ったとき
本当に「もったいない」と思います。
もう少しの辛抱なのに・・・・とも思います。
漢方の場合は、妊娠できないから、といって
半年くらいで止めてしまうのは、
最も無駄の多い時間と予算の使い方になりかねないと思います。
経済的事情は、ときに人の心にまで影響するものですから、
仕方ないのかもしれません。
でも、漢方は、妊娠させてくれる魔法の薬ではありません。
例えば、よくあるご相談です。
「漢方薬を飲んでいるのに生理が来ません・・・・」
また、別の方は、
「漢方を飲み始めてから生理が順調に来るようになりました・・・」
違いは、どこにあるのでしょうか。
漢方薬が血液の代わりになるわけでもなく、
ホルモン剤を注射するかのごとく急に女性ホルモンが増えるわけでもありません。
つまり、漢方薬の働きは、
その方のカラダ(内臓)を元気にすることで、
必要な働きを行えるようサポートするものです。
だから、本体のカラダ自体が不摂生をして調子を崩したり、
食事をきちんとバランスよく摂ったりしていなければ
目指す目的は達成されないのです。
きっと、漢方にかぎらず、
病院での不妊治療でも他の補助的療法でも同じことが言えると思います。
漢方での体質改善は、日々の生活の一環として、
食事や睡眠、勉強やボディケアなどと同じように
継続した結果が、今の体質となって表れるものです。
期待する結果だけが突然やって来るということはありえません。
山あり谷ありですが、
時に給水所として、時に杖として一陽館薬局が寄り添います。
目的地まで歩みを進めるのは、やっぱりお客さまご自身です。
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