高プロラクチン血症からの妊娠にも漢方を。
一陽館では、スタッフ皆が全力でお客さまをサポートしています。
いつもの予約相談以外にも、たまたま電話で少しだけ話す機会があったスタッフも、存在さえ気づくことがないスタッフも、皆でお客さまと同じ方向へ向いているのです。
タイプは違っても、正直、いい人ばかりです。
さて、長くかかって妊娠された方には、どうしても並々ならぬ想いがこみ上げてきます。
今日、妊娠のご連絡をくださったお客さまも、その一人です。
この3年、「高プロラクチンでも妊娠できますか?」と何度も訊かれた方です。
そう言われるのも無理はありません。
散々不妊治療に明け暮れた後の漢方ですから、彼女にとっては最後の挑戦でした。
高プロラクチンや多嚢胞性卵巣では、表面的な症状はさほどでなくても、妊娠に至る体質改善には時間を要する場合があります。
とはいっても、不妊治療で結果に恵まれない場合には、体質改善という異なるアプローチも考えなくてはなりません。
4年目に入る今年の初め、ご相談時に体外受精は行わないと決められたご夫婦です。
ご主人さまは、自分の考えが通り、よかったですが、奥さまは、自然体のご主人に焦りもありました。
あらためて、卵管造影と血液検査を受けて、スタンバイ。
今年は、是非とも結果を!と決意し、徹底した子宮内膜環境づくりに漢方も追加し、一気に妊娠を目指します。
彼女の妊娠は、3年間かけてしっかりと体質を改善したことに意味があります。
その期間があって、最近は化学流産かと思うような状態が見受けられるというところまで、妊娠力の充実が感じられたことからの、ラストスパートでした。
妊娠したい!と思っている間は、早く妊娠したいという気持ちが先行しますが、妊娠に気づいた時には戸惑うものですね。
数年かかっても辛抱して頑張っている方々が、今年こそは待望のときを迎えられますよう、心から願っています。
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