“風邪“をひいた時の漢方薬どうしましょう?
年明けのご相談は、とにかく風邪をひいている人が多いですね。
特に、今シーズンは、喉の症状から始まり咳が長引くというパターンが多いように感じます。
風邪をひいたり、少し体調を崩したりした時に、体質改善を目的に服用している漢方薬の服用をどうすればいいか、というご質問をいただきますが、基本的に過量や相互反応がなければ、飲める状態ならお飲みいただいて大丈夫かと思いますが、判断が難しい場合は、ご連絡いただいて確認して頂く方が安心かと思います。
胃腸炎などで食事も儘ならないのに、漢方薬を飲むために無理をするのは、本末転倒ですから、まずは、健康状態を安定することが最優先だと思います。
それよりも考えたいのは、健康状態を崩さないない元気な体づくりと、万が一、体調を崩しかけたときにも、出来るだけ早く回復する体力を養うことだと思います。
ここで役立つのが漢方薬で、むしろ本来の漢方療法の効用ともいえます。
そのために、私どもでは「漢方の常備薬」をおすすめしています。
漢方薬も飲めなくなるほど体調を崩してしまう前に、ちょっとした違和感を感じたときに利用できる漢方薬を持っていれば、すぐに対処できて安心です。
健康面が安定すれば、より効果的に漢方薬や治療を利用することができると思います。
不妊治療中のかたも、体調不良で進めたい治療がキャンセルになるのは、それまでの準備にかけてきたものが意味のなさないこととなり、とても不本意な時間を過ごしながら、次の周期を待つことになるのではないかと思います。
体調を崩してしまったら、焦らずに、とにかく元気になることに集中して養生してください。
元気な赤ちゃんを授かるカラダは、元気であって欲しいですね。
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