隠れ「不妊体質」と漢方。

医学的な不妊原因もない、生理も順調、基礎体温も明らかな乱れはない。
個人差はあるものの、一般的に加齢を理由にされる年齢でもない、という方があります。

漢方薬を飲み始めても急激な変化が感じられない場合も多いのですが、実は表面には表れていない「不妊体質」が隠れていることがあります。

隠れ不妊体質の正体は、脾虚や深層部の瘀血であることが多く、瘀血(血行が悪い状態)は理解されやすいのですが、脾虚（お腹が弱い体質）は納得されない場合が多いようです。
下痢や腹痛があれば、脾虚だと自覚されやすいですが、必ずしもお腹の調子云々とは限らないので、厄介です。

でも実際は表面に表れている症状よりも、不妊体質の本当の原因は、この隠れた体質であることも多いので
これを改善することが、妊娠できるカラダの必須条件だったりします。

「漢方ってわかりにくい」と思われることもあると思います。でも、お客さまにとっては、漢方を理解することが目的というより、納得してご活用いただくことがなによりです。

些細な事と思われても、お気軽にご相談ください。