選択肢に目を向けて(つづき)。
前回は、着床や妊娠維持の難しさについて、
少し別の視点からご自身の中で選択肢を拡げようというお話をさせていただきました。
今回は2つめの要点についてです。
➁生活面を整えることの大切さについて
妊活に限らず、病気や不調は私たちの生活の中で起こってきます。
便利になるほど、皮肉にもストレスは種類も量も増えるばかりです。
便利であるがゆえ、とらわれすぎたり振り回されたりすることも多くなります。
忙しさに追われつい生活リズムが乱れたり、夜ふかししてしまったり、不規則になってしまう機会もあります。
自分が好まなくても、知らず知らずのうちに「良くない習慣」が日常の習慣になってしまっていることがあります。
本来の元気を保てなくなっているとしたら、やはり十分な妊娠力を発揮できる状況ではないのです。
主に2つの側面から着床・妊娠維持についてご案内いたしましたが、その中で認識を新たにした点として、体と心の調子が現実をしっかりと後押しする支えとなるということ。
同じ人であっても、気づきや工夫でこれからの現実をつくることができるということです。
同じことを繰り返さないためにできることは、変わるための見直しを重ねることだと思います。
不妊治療という土俵にとどめず、貪欲に選択肢を拡げるお手伝いができるよう、
一緒になって考える日々が私たちのやりがいであり、支えとなっています。
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