第二子 子宝相談の現状
新型コロナウイルス感染症に伴い、通院や不妊治療を控え、この機会に体づくりに集中される方のご相談が増えています。
中でも「第二子以降ご希望」の相談は、お子さまがおられる環境下でもあり、外出自粛や在宅勤務や優先の度合いから、漢方に関心をもたれることが多いようです。
今回のお客さまは、もともと虚弱体質で、体力不足タイプ。
第一子妊娠は自然妊娠だったものの、切迫流産から切迫早産の危険性が付いて回り、安静、入院、服薬治療で乗り切られた妊娠期間でした。
出産時の出血も多く、肥立ちも順調とは言えず、「産後うつ」の診断もあったそうです。
「もう妊娠は要らない」と思った時もありましたが、やはりもう1人授かりたいとの思いで不妊治療を決意されましたが、5日間の排卵誘発剤の服用と1度の黄体ホルモン補充の注射による体調不良は激しすぎて、継続は困難でした。
体力を高めて、元気に出産を迎えたい!と漢方で妊娠を目ざすことを選択されました。
とはいえ、体調がすぐれない状態での育児と年齢的な焦りは、大きなストレスとなっているようで、高プロラクチン、子宮筋腫増大も見受けられます。
第一子妊娠のご相談での問題点は、多くのかたに共通してこのような点が挙げられます。
・前回の妊娠出産による母体への負担の大きさとその回復度合い
・体力的な不足がないか
・年齢的な影響を補うこと
・育児など前回妊娠時と環境が異なることによるストレス
授かる体勢を漢方でサポートいたします。
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