立春と漢方養生
今日は、立春ですね。
新春とはいっても、年始の1月はなんとなくリズムに乗り切れなかったという方もあるかもしれませんが、漢方養生としてはそれでよいのです。
漢方では、季節と体調変化は連動していると考えます。
そういう意味で、冬は充電期間であり、積極的な活動は控え、休養や睡眠をとってゆったりと過ごす時期です。
臓腑の活動も「腎」がポイントとなります。精力のもとである腎精もしっかりと養われる時期です。
立春を迎えると、春がはじまります。
私たちの心身も、節分(冬の最終日)までに蓄えたエネルギーを利用して、活動を開始します。
臓腑の活動も「肝」が中心となり、筋肉や自律神経の働きが活発になります。
なんんとなくウキウキしたり、活動的になったり、意欲が高まります。
最近は「冬季うつ」などと表現されるような、気分がすぐれない冬の季節を過ごされた方も、自然界のエネルギーと連動してカラダが始動しようとします。
気分を切り替えるには絶好の時期でもあります。
自分の中で始まる「何か」を感じてみましょう!
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