移植こそ手を抜かない
「胚移植」は妊娠に向けてのスタートラインだと考えています。
採卵やホルモン剤をはじめとする数々の薬剤もスタートラインに立つための準備だといえます。
思うように準備が整わず時間がかかったり、思うように進まず精神的にも余裕がない日々を重ねられた方も少なくないと思います。
準備のはずの最初のステップ=採卵で難渋するほど、それが準備かどうかはどうでもよくて、とにかく目の前のミッションをクリアすることが最大の課題として立ちふさがることとなり、多くの場合で卵巣機能や採卵数や卵子の質、採卵に至るまでの卵子の発育状況などに一喜一憂されるご様子が目立ちます。
さまざまな心身への負担を乗り越えようやく立てるスタートラインになるのかもしれませんが、より良いスタートからゴールまでのステージが結果を決める本番です。
ですから、準備期間のご苦労を見てきたからこそ、今できる最高のスタートにしていただきたいとお伝えしたく思います。
「今回ダメだったらまた採卵・・」、「あとは移植するだけ・・」といったぼんやりした意識ではなく、「移植するからには今回で妊娠する!」という決意で臨むべきだと、私は思うのです。
これで結果が決まるというのに、中途半端ではもったいないと思います。
もちろん、どうであれ結果が約束されるものではありませんし、気持ちばかりが前のめりになって緊張しすぎるのも好ましい状況にはなりません。
一陽館薬局では、ベースの体づくりをさらに補う形で、採卵向けての対策も移植に向けての対策もさらには流産予防の対策までも、必要な条件や予測されるダメージやリスクを緩和できるよう手助けしてまいります。
お一人おひとり整えるべき条件は異なりますので、しっかりと寄り添いながら一緒にゴールをめざしたいと思います。
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