知らず知らずに「うつっぽく」なっていませんか?!
五月病、六月病に代表されるように、春に忙しく過ごされた方には、精神面でのお疲れが出やすい時期ですね。
イライラしたり、物事がやたらと気になったり、やる気がなくなったり・・・人により症状も様々ですが、基礎体温にもバッチリ表れてくるので、カラダは正直です。
漢方では、いろんな内蔵のエネルギーの過不足で精神的なバランスを崩すと考えらます。
春に多いのは、「肝(かん)」。「肝っ玉・・・・」とか「肝いり」などと言われるように、精神的な強さを取り仕切っています。
また、「心(しん)」は、ココロであり、命の要である心臓でもあります。この「心」に栄養が足りなくなると、不安になり、元気がなくなります。
「脾(ひ)」は、胃腸のことですが、食物からの栄養吸収は、この働きにかかっています。不足があると体を運営するエネルギーが足りなくなって、気力や意欲が出なくなってしまいます。
さらに、注意しなくてはならないのが、「肺」です。自律神経失調やうつ病や不眠症などの原因としては、最も多いのです。呼吸が浅くなったり、のどや胸が苦しかったりするのは、肺に空気が充分に送り込まれないために、ストレスを消化できなくなっています。
体質的に弱いところを元気にしていく漢方薬が、それぞれにありますので、気軽に試していただきたいと思います。
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