着床しない原因はどこに?!
こんにちは。夏を前にしっかりと日焼けしてしまいそうな晴天です。
さて、
「卵は悪くないんだけれど・・・」
「年齢のせいらしく・・・・・」
着床の段階で途絶えることに悩み、ご相談くださるかたは多いです。
「着床」は、不妊治療においても妊娠への一大事です・・・。
さて、漢方では着床を考えるとき
「お血(おけつ)」「血虚(けっきょ)」など「血(けつ)」に注目します。
なかでも「お血」というものは、生まれ持った体質に加え、食事や生活、睡眠やストレスなどあらゆる状況から発生しているものです。
だから、「お血」だけでは医学的に病気ともいえず長期間のお血状態が積み重なったとき病気が発生してくるというものです。
いわゆる「未病」の考え方ですね。
どこにも異常が見当たらない、けれど着床しないということは、病気には該当しない、「カラダの調子」としての「お血」の度合いが深く関係していると漢方的には考えられます。
そして、その「お血」の度合いは当然一人ひとり異なるので、着床できる居心地の良い子宮内膜の状態が整うまでにかかる期間も個人差が生じてくるわけです。
さらに生活習慣により積み重ねられた時間が「改善までの頑固さ」をつくっていくことを考えると、何よりもまず整えなければならない条件ともいえます。
医学的原因がないのに・・・
受精卵はできるのに・・・
子宮内膜の厚さはあるのに・・・
視点を少し変えていくと、くっきりと浮かび上がってくることがあるのです。
はっきり見えるポイントに対して正しく対処していく、必須条件です。
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