瘀血改善がポイントです
自然妊娠するのに流産してしまう要因として
漢方では、まず瘀血を改善することが最優先です。
体質面では、流産の要因として他にも個々のご事情に応じて対処することが必要ですが、
生理痛、ドロッとした塊が出るかたは、骨盤腔内の瘀血を改善しないと、せっかく着床しても育ちにくいのです。
妊娠を維持するベースが整っていないところに、どんなにホルモンを補充しても、元気な卵があったとしても順調な発育は厳しいと言わざるをえませんが、今ひとつ「ご自身の状態と向き合う」ことに無頓着な方もおられます。
着床維持ができないからといって、不育症や子宮内膜炎や子宮内フローラや着床の窓や、さまざまな検査を受け、体外受精よりも顕微授精までしているかたも見受けられますが、「そういう問題じゃない」人が多いように感じます。
検査で異常がなくても、最高グレードの胚盤胞でも、着床しても途絶えてしまうこともあります。
・・・不思議だと思われませんか?
それは、一概に年齢的な問題とひとまとめにはできない問題を含んでいるのです。
もちろん経年によって瘀血も増悪しますが、それ以前に瘀血を生じる体制に問題があるということです。
今からでも遅くありません。
「他の何か」よりも「ご自身の生理」を整えることで、今後の景色を変えることができます。
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