瘀血は劣化のはじまり

最近のご相談では、ご挨拶方々「花粉症、大丈夫ですか?」という会話から始まることも多くなっています。
桃福宝をご利用のお客さまから聞かれるのは、「毎年、けっこう花粉症がひどいのですが、今年はまだ気配を感じません、漢方のおかげですね!」
嬉しいご報告は珍しいことではなく、むしろ当然のことかもしれません。

どうして、妊活のつもりで利用している漢方が花粉症にも良いのか、不思議に思われるかもしれませんが、漢方の理論では関連することなのです。

桃福宝では赤珠には、駆瘀血作用があり、現代の表現で置き換えるなら「抗酸化」作用と捉えられます。
花粉症だけでなく、炎症の症状は「瘀血」であり、それは「酸化」の現象でもあります。

よく”焦げ”と表現されますが、酸化とは、呼吸や代謝の過程で発生する「活性酸素」により細胞や組織を傷つける現象で、日常生活の中でも、ストレス、紫外線、大気汚染、喫煙・飲酒、加工食品の摂取、過度な運動などにより、体内に必要以上の活性酸素が増えると、健康な細胞やDNA、脂質、タンパク質を酸化し、ダメージを与えることになってしまいます。
もちろん、卵子や精子、子宮内膜の質なども該当します。

抗酸化とは、活性酸素を中和し、細胞を酸化ダメージから守る仕組みです。

また、そもそもの体調として、疲れやストレスによって体力が低下して免疫力が発揮できない状況にあることもみられます。
この場合は、桃福宝では黒珠の作用により補腎し、体力の土台となる精を養い、抵抗力をサポートします。

そして、ストレスや寒暖差や食生活によって自律神経が乱れると、炎症の悪化につながりデトックスがうまくいかなくなってしまいます。
この場合は、碧珠の「肝」への作用により、ストレスや緊張を和らげ自律神経の安定をはかります。

このように、漢方は病名にとらわれず、その病気や不調が起こる原因となるバランスの崩れに応じて作用し働きを回復したり整えたりすることができるのです。
人によっては、妊娠に必要な条件は花粉症改善に必要な条件でもあるのです。

「酸化」ダメージは、健康を妨げるものとして知られ、多くの「抗酸化」製品が出回っています。
漢方では、抗酸化の意味合いを持つ概念として駆瘀血という考えがあります。
新鮮な血液はスムーズな循環のもととなり、血行の良い状態であれば卵子にも精子にも新鮮な栄養が届き、子宮内膜も炎症のない良好な着床環境に整うといった ”いいことずくめ” といえます。

妊娠につながるポイントは、日常の体調にも表れています。
関係ないと思い込まずに、不調は早めに解決して妊娠しやすい体づくりをめざしましょう。

一陽館薬局では、妊娠・着床を重点的においた駆瘀血作用を独自に研究してきました。
多くの方のお役に立てることと思います。

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