瘀血が生じやすい体質”3つの傾向”
なかなか妊娠にいたらず、気分を変えたいと思い転院したところ、子宮筋腫が幾つもあることを初めて聞かされました・・・
とご相談いただきました。
前院での通院期間では、5年以上の間不妊治療を続けてこられたお客さま。
年齢的にも、何度も終わりにしようと思う時もあったけれど、卵胞の育つ気配があれば採卵を重ねてこられました。
時おり採卵に成功しても、移植できる頻度は多くなく、「立ち止まると動けなくなるから・・」と言われます。
子宝相談をお受けしていると、子宮筋腫をお持ちのかたもおられますが、今回考えるのは子宮筋腫の大きさや性状といった医学的問題よりも、子宮筋腫ができる体の仕組み「=体質」に焦点を当ててみたいと思います。
漢方では、子宮筋腫は「瘀血(おけつ)」といって、血の流れが滞り、古い血が溜まっている状態と関係していると考えます。
瘀血が生じやすい体質には、主に三つの傾向があります。
①気滞(きたい)タイプ
ストレスで気の流れが滞り、血の動きも抑制されるタイプ。
イライラしやすく、胸や腹が張りやすい方にみられます。
②冷え(寒凝)タイプ
冷えで骨盤内の血が固まりやすくなるタイプ。
手足が冷たく、温めると生理痛が楽になる特徴があります。
③気虚・血虚(ききょ・けっきょ)タイプ
血を巡らせる力そのものが不足しているタイプ。
疲れやすく、月経血量が少ない・色が薄い様子がみられます。
漢方で筋腫を除去することはできませんが、「筋腫が増悪しにくい体の状態」へと整えることで結果的に筋腫の勢いが弱る場合があります。
「ホルモン」「ストレス」「体質」は、それぞれ単独ではなく絡み合っていることがほとんどです。
一陽館薬局では、お体の全体像を診ていくことで子宮筋腫のリスクを意識した妊活をご案内しています。
思い当たることがあれば、早めにご相談いただきたいと思います。
妊娠への体づくりに近道はないかもしれません。
でもあなたにとっての最短ルートはあるはずです。




この記事へのコメントはありません。