治療に行き詰まる前にできること。
病院で不妊の検査をしたのですが、夫婦ともに異常がないのです。
とおっしゃるmさんは、不妊治療を始められて2年になります。
タイミング療法から人工授精へ、そして体外受精をするかどうか、決断しきれずに相談に来られたのでした。
はじめ病院へ行かれた時の体調は、どうでしたか?
「特に何か不調があったわけではありませんが、結婚して2年たっても妊娠せず、どこか異常があってはいけないと検査を希望して行きました。」
不妊治療を希望されたのですか?
「お薬を出されたので・・・・
気づいたら、不妊治療になっていました」
mさんは、病院へ行けばなんとかなるだろう、と思っていたのです。
毎月の生理も順調で、自然排卵もあるmさんなので、すぐに妊娠できると思っていましたが、不妊治療で妊娠という結果を得ることは叶いませんでした。
mさんには、妊娠しない理由に、ピックアップ障害と卵子の質が悪い可能性をあげられました。
こうなると、「もしかしたら・・・」と不安になり、未確認情報に追い詰められて体外受精へとステップアップされる人がほとんどではないでしょうか。
mさんには、体の異常箇所はありませんでしたが、
妊娠しない、という結果に至る原因そのものは体質にあります。
これまで妊娠しなかったのは、治療法のせいだったのでしょうか。
子宮環境が妊娠しづらいままで、体外受精さえすれば妊娠するのでしょうか。
妊娠しない、という結果を招いている「体質」という原因を解消しないかぎり、やっぱり同じ結果になるのではないか、と思います。
もし、今のアプローチに不安を感じているなら、思い切ってもっと自分らしいアプローチで妊娠する!という選択肢に目を向けてみてほしい、と思います。
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