甲状腺機能低下症にも妊活漢方
妊娠に関連してよく聞かれるものに「甲状腺機能低下症」があります。
血中の甲状腺ホルモン作用が必要よりも低下した状態で、無気力、疲労感、むくみ、寒がり、体重増加、動作緩慢、記憶力低下、便秘などがみられます。
軽度の甲状腺機能低下症では自覚されていない場合も多く、検査して初めて気づくかたもおられますが、妊娠の成立や維持、子供の成長や発達に重要なホルモンで、甲状腺機能低下症では、月経異常や不妊、流早産や妊娠高血圧症候群などと関連し、胎児や乳児あるいは小児期の成長や発達の遅れとも関連するため、一般的にチラージンという薬を服用することになります。
体力がない、元気が出ない、いつも疲れている、等は、甲状腺機能低下症に限らず日常的に感じているかたも多いのではないかと思います。
原因としては免疫が関係していたり、一時的なものだったり永続的な異常だったり、さまざまですから、一度チェックしてみられるとよいでしょう。
妊活を始め一時的に薬を飲んでいたがいつの間にかやめてしまった、数値がギリギリで経過観察状態など、気になる方は漢方でも状態をうかがい対策を取ることができますので、ご相談ください。
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