甦れ、妊娠力!
今日は、40歳代なかばを迎えるかたからの、妊娠報告が数例ありました。
なかなか難しい状況から漢方薬を飲み始められた方々です。
40歳代のご相談になりますと、ほとんどが体外受精でも行き詰まっておられます。
卵胞が育たない、採卵キャンセル、空胞、FSH高値、など移植もままならないケースも多く、また、何度か移植はできても、妊娠に至らない・・・
これは確率の問題だけでしょうか?
妊娠に向けての努力は、出口が見えないだけでなく、出口があるかどうかすらも、はっきりしないことに悩まされます・・
何かをすればこうなる、というルールもなく、あまりにも個人的な問題の割合が大きいと思うのです。
状態に応じて、細やかな調整やアレンジを繰り返しながら、「妊娠できる状態になる」ことが不可欠です。
そのような中から、卵子が得られるようになり、ひとつひとつ慎重に進めていくことで、一歩一歩前進が見られるという過程は、とても貴重な段階です。
あせらず、ご自身に必要なことを確認して、適切な対処を繰り返すことにより、妊娠力は回復するのです。
まさに、選択をみきわめたからこそ実現した”粘り勝ち”ですね。
この記事へのコメントはありません。