生理はきっと順調になる。
「順調な生理」「基本的な生理」とはどういう状態をいうのか?がわからないくらい、ずっと不順で、生理を起こすための薬も反応が悪くて、赤ちゃんが欲しいけれど、どうすれば生理が来るようになるかわからない、とご相談いただいてから5ヶ月になります。
自力での排卵が期待できず、いつ生理が来るか見当がつかないし、婦人科的な原因も特にない場合、ホルモン調整で周期をつくる以外に、自分でできることが漢方による体質管理です。
体質的側面から生理が順調であるために必要なことは、卵子の発育、ホルモン分泌とバランス、子宮の血液量と血流など、物質的な面と、代謝や神経など内面の機能的な面から考えてみます。
疲れやすく、低体温の彼女は代謝が悪く、PMS様の症状がたびたび起こることからホルモンバランスの乱れが挙げられます。
漢方薬を始めて1回目の生理が来るまでは、2週間ほど不正出血が続き、生理も来ないし不正出血も治まらない状況に精神面では不安が続きました。生理は漢方薬を飲み始めて50日程度で来ました。
次の生理までは、不正出血がなく50日程度で来ましたが、その頃から生活環境にストレスを抱える状況になり、排卵しそうでしないまま経過し、2ヶ月以上生理が来ませんでした。
生理が来ないのは不安になりますが、不安定でも1周期ごとに不正出血やストレスの影響を調整しながら、着実に自力で排卵や生理が来始めています。
焦って不安になったり、イライラしたりすることもありますが、着実な前進をしっかりと受けとめて自信をもって落ち着いてお過ごしいただきたいと思います。
体が良くなっていく事実を前向きなエネルギーに変えましょう。
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