生命力育成に最も大切なこととは。

こんにちは。
今日のご来店、橿原市内への主要道路が大混雑で、予約来店のご相談が押してしまい、ご迷惑をおかけしてしまったお客さまには申し訳ございませんでした。
 
さて、今日のご相談で目立ったのは、”就寝時間の遅さ”です。
 
最近は、様々なサイトでも当然のように書かれている、大切な「育成時間」。
夜12時の就寝では、生命力の充電は50％しかできないのです。
 
ご相談内容の多くが、卵胞が育たない、年齢のせいで卵子の状態が良くない、など卵巣機能に関することでしたが、そのようなかたこそ、”早く寝る”ことが必要なのです。
でも、そのようなかたほど、仕事が忙しいとか、ご主人の帰宅時間が遅くてそれに合わせていると遅くなるとか、就寝前に少し趣味や自分の時間をもっていると、つい、遅くなってしまうとか、ご事情は様々ですが、意識を少し変えることで、もしかしたら、もう少し早く就寝できるかも？とも思います・・・
 
漢方でいうと、「生命力＝生殖力」は「腎」という臓の役割なのですが、睡眠によってその力を充電して回復します。
翌朝になっても疲れが残っているというのは、疲労度合い自体が強すぎるのか、疲労を解消する力が足りないのか、が考えられますが、この疲労自体が「腎」のエネルギーを消耗して、また不足していたら疲労を解消しきれないのです。
疲れたカラダでいくら運動しても、気力体力ともにギリギリの状態で不妊治療を頼っても、なかなか効率よい成果は得られません。
 
時間は皆に平等に与えられていますが、それをどのように過ごしていくかは、そのかた次第です。
睡眠の改善ができると、とても良い変化がみられます。
「何をすればいいですか？」と訊かれれば、いつも「早く寝ること」とお答えしています。
大切な採卵や胚移植に向かわれるかたにも、「早く寝てください」と何度も言います。
 
生命力を養う時間を優先的に確保して、自力のチカラを高めましょう。