漢方相談で妊活!何から始める?(その2)
その2 おすすめしたい検査
不妊を疑うなら、まずは医学的な検査を受けることをおすすめします。
漢方には医学的な手術に代わるものがないので、医学的な処置を要する病気がないかを確認しておくことは大切なことです。
専門病院とはいっても方針は様々ですので、
検査を受けたいのか、不妊治療を希望するのか、といったご自身の考えもまとめてから情報収集して、納得できる病院選びをされることも大切だと思います。
さて、検査では「何を調べる検査」なのか、「結果からどのような選択肢が考えられるか」といったことも知っておきたい情報です。
不妊症は、医学的な不妊原因がないものも多く、他の病気のとらえ方とは違って、「病気と関係ない不妊症」というものがあります。
ここで漢方というものが注目されているのです。
不妊の基本検査のうち、治療方針の選択に係わるのが「卵管造影検査」で、卵管の通り具合を確認し、左右とも完全に閉塞していれば、授かるには体外受精が必要になります。
基本検査と別に「AMH値」の確認も妊活猶予期間の目安として、「どれくらい急がなくてはならないか」の参考にできます。
このような「漢方による体質改善では、影響しない条件」は、漢方薬で解決することはできません。
それ以外の条件は、長年の体質だったり体のバランスやその時の体調等によって変化するものも多いので、漢方薬の服用によって改善することも期待できます。
妊活の出発点として、ご自身の状況を認識することは大切なことですね。
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