漢方で育てる自然妊娠力
「自然妊娠力」とは特別な力ではなく、卵子や精子が育ち、排卵・受精・着床がスムーズに行われるための身体の態勢が整っていることを意味ます。
「できれば自然に妊娠したいのですが、何から始めたらよいですか?」
といったご質問をたくさんいただきます。
「妊活」という言葉に煽られ、自然妊娠を目ざすことはとても高い目標かのように感じ、かえって不自然な状態を続けられるご様子もありそうです。
現代は、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れ、自律神経の失調、冷え、加齢などの影響により、本来のチカラが十分に発揮できない状態にあり、自分は不妊ではないか?と悩んでおられるのかもしれません。
漢方では、妊娠するしないの問題だけでなく、「妊娠できる体づくり」を大切に考えます。
病院では卵巣機能やホルモン値、子宮の状態などを詳しく調べます。
一方、漢方では身体または心身のバランス全体に着目します。
血流は十分か、栄養をしっかり吸収できているか、冷えやストレスはないか、睡眠の質は良いか、一つひとつの要素が積み重なって”妊娠力”につながると考えます。
漢方では、体質改善を進める中で、生理周期が整う、冷えが改善する、疲れにくくなるなどの変化が現れ、その後に妊娠へつながるケースが見受けられます。
漢方で重視する3つのポイント
① 腎を養う
漢方でいう「腎」は、生殖機能や成長、老化と深く関わる働きです。
妊活では、卵子や精子の力、妊娠を維持する力とも関係すると考えられており、年齢とともに低下しやすいため特に重視されます。
② 血を充実させる
子宮や卵巣は豊富な血液によって支えられています。
血が不足したり巡りが悪くなったりすると、卵胞の発育や子宮内膜の状態にも影響することがあります。
漢方では、質の良い血を作り、必要な場所へ届けることを目指します。
③ 気の流れを整える
ストレスや緊張が続くと、自律神経やホルモンバランスにも影響を与えます。
漢方では「気」の巡りを整え、心身が本来の働きを発揮しやすい状態へ導くことをめざします。
妊娠は結果であり、その前に”身体の変化”があります。
生理周期が安定し、冷えにくさを実感し、ぐっすり眠り、疲れを持ち越さないと気づき始めたら、「妊娠しやすい方向へ向かっている証拠」と受けとめられてもいいかもしれません。
漢方は卵子や子宮だけを見るのではなく、身体全体のバランスを整えながら自然妊娠力を育てていきます。
妊活でお悩みの方は、一人で抱え込まずにご相談ください。
あなたの体質に合わせた妊娠しやすい身体づくりを、一緒に考えていきましょう。




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