漢方でもできることがある! ~「産後うつ」倍増か コロナ禍で変わる環境より~

女性は妊娠出産を契機に心身のバランスを崩すことも少なくありません。

その理由は、漢方の訓え「女性は血をもって本と為す」というものから考えられます。
女性の体は、「血」がもとになっているという意味です。
“7の倍数の年齢ごとにカラダが変化する” と言われますが、
初潮を迎え、周期的な月経、妊娠~出産、授乳、更年期、閉経後に至るまで、の「女性としての一生」は「血の状態」に支配されています。

「全身を隈なく養う量」と「偏りなく届ける巡り」は、女性の健康に不可欠な要件ですが、妊娠出産はべ別格に多くの「血」を消耗します。

漢方では、身体も精神も「血」によって養われると考え、その「血」の不足は、つまり、「体の不調」「精神面の不安定」といった
健常時には違和感なく、整えたり、バランスをコントロールしたり、意思決定や判断できていたことなのに
「無意識のうちに違う状態」になってしまっているということ、と捉えています。

極論ですが、自分自身がこれが正しいと思っても、体の反応としてそのようにできないのです。
自分がそうなりたいと思っても、全然違ってしまったり、なぜそうなるかと対策しようとしても、
無意識の「カラダの意志」のようなもので、感情や思考でコントロールがきくことではない、というふうに考えます。

「心身一如」という訓えのように、
体と心はひとつの”まとまり”であり、
体が調子が良ければ精神的にも安定しているし、
精神面が充実することで体調も良い状態となる
・・・思い当たる節もありますね・・

そして、無理しすぎない時もあっていい、とも思います。

女性にとって必要な「血」を補い、心と身体のバランスを整え、元気のお手伝いをできる漢方もぜひご利用ください。

NHK NEWS WEB 2020年10月19日配信

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