漢方が大人気です~
“薬が不足している”とお聞きになられたことがあるかもしれませんが、漢方薬もかつてない不足に陥っています。
理由のひとつは、コロナ対応に使われるようになり、処方箋でも漢方薬を出される機会が増え、従来のバランスが崩れてしまったことにあると聞きます。
副作用のリスクが少ないイメージも、消費を急加速している要因かもしれません。
ときに、漢方は効果がない、とか、効果が出るまでに時間がかかる、とか、言われ続けてまいりましたが、本当に困ったときに頼りになるから、きっと古来から現代まで重宝されてきたのでしょう。
妊活の場でも、似たようなことがない、とは言いきれませんが、私は、どうせ見直すなら妊活期よりも、早い段階で活用していただくと、救われるひとが何倍にも増えるのに、と思います。
妊活期を迎えてから、ご相談に来られるかたでも、
生理不順を問題ととらえていない、とか、生理痛はよく効く痛み止めがあれば乗りきれる、とか、ひどいPMSに辛い思いをしている、とか、「もっと早く知りたかった」というお声が本当に多いのです。
昔から女性特有の不調として、「血の道症」と呼ばれ、漢方薬で治してきたという歴史があります。
便利な社会になり、結果を急いでもそれに応えられる状況があるのも事実ですが、時間をかけてこじれた体調は、一瞬結果を手にしたようでも、なかなか根深いものです。
1日でも早く気づくことが、少しでも早く希望に近づくことにつながる現実を目の当たりにしながら、毎日お客さまに寄り添っています。
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