未来をつくる!
こんにちは。
まぶしい陽ざしが続いたかと思うと、梅雨入りの声が聞かれる時期になりましたね。
今日は、不安解消についてのお話です。
不妊治療を始めて1年以上にもなると、多くの場合に、ショックに対して鈍感になるように体の防御反応が機能します。
タイミングにしろ、人工授精にしろ、体外受精であっても、科学的な妊娠条件を満たしているのに妊娠しない、という状態が続くわけですから、お客さまにとっては理不尽の積み重ねですよね。
納得いかない感情をなんとか理由をつけて押し込めているのも限界に達すると、期待レベルをどんどん下げていきます。
期待外れのショックから、自分の心を守る手段をとるのは、自然な反応です。
それでも、ふとした時にわき起こる不安・・・
「このままずっと授かることがないのでは?」
「いつまでこんな日々が続くのだろう?」
ふとした不安がだんだん心に広がり、頭では堂々めぐりになり、吹っ切るエネルギーもなく元気を失ったり、バランスを崩したりして、私のところにご相談くださいます。
つまり、「健康ではあるが、元気ではない人」なのです。
このような漠然とした不安は、常に心の脇に控えて出番を待っています。ですから、この不安を消そうとしても希望がかなうまでは、消えることはないと思っておいたほうがいいと思います。
うまく同居していくわけです。
ですが、この不安は、毎日必要なものではありませんから、必要な時に対応することとしてラベリングしておくことをおすすめします。
今、今日中、数日中、何ヵ月後・・・という具合に出番が来たら、メインテーマに据えて徹底的に検討するのです。
今は、今考えなくてはならないことに向き合いましょう。
漢方は、「病気ではないけど、元気ではない」という状態に最適です。
心の整理にも漢方をご利用いただきたいと思います。
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